皆さんこんにちは、われわれの身近な存在である鳥に関することわざはたくさんあります。今回はそんな鳥に関することわざをまとめてみました。ぜひ最後までご覧ください。
1.立つ鳥跡を濁さず (たつとりあとをにごさず)
立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退きぎわのいさぎよいことのたとえ。飛ぶ鳥跡を濁さず。
2.能ある鷹は爪を隠す (のうあるたかはつめをかくす)
実力のある者ほど、それを表面に現さないということのたとえ。
3.鳥疲れて枝を選ばず (とりつかれてえだをえらばず)
生活のためには職業を選んではいられないということ。疲れた鳥は枝を選ばずに、どこにでもとまるということから。
4.雁が飛べば石亀も地団駄 (がんがとべばいしがめもじだんだ)
自分の分際も考えないで、むやみに人まねをしようとすること。
5.鵜の真似する烏 (うのまねをするとり)
ことわざ 自分の腕前をわきまえ ずに、人の真似をすると失敗するということ。
6.怠け者の足から鳥が起つ (なまけもののあしからたつとり)
ふだん怠けている者は、いざ事が起こるとあわて騒いでやり始める。
7.雀の千声、鶴の一声 (すずめのせんこえ、つるのひとこえ)
つまらない者の千言よりは、すぐれた者の一言のほうがまさっているということ。
8.夜の鶴 (よるのつる)
子を思う親の愛情の深さにたとえていう語。夜鶴(やかく)子を思う。
9.雉も鳴かずば撃たれまい (きじもなかずばうたれまい)
自ら目立つ行動を取らなければ、他人から攻撃されることもないということ。
10.鳶も居ずまいから鷹に見える (とびもいずまいからたかにみえる)
いやしい者でも、立ち居振る舞いが正しければ、上品に見えることのたとえ。
出典 小学館デジタル大辞泉
鳥に関することわざをまとめてみました。知っているものもあれば、そうでないものもあったのではないでしょうか。普段から何気なく話している日本語ですが、世界で一番難しい言語と言われています。せっかくですから、その奥深さをさらに探求してみるのも面白いかもしれません。ちなみにワシ、タカ、トビはいずれもタカ目タカ科に属し、大きさでワシ>タカ≒トビと並べられますが、明確な基準はありません。
明日から、ぜひ使ってみてくださいね。ではまた次回の配信をお楽しみに。
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